「Nintendo Direct 2023.9.14」で突如発表されたF-ZERO99。
F-ZEROの続編が待望されていたなか、まさかのレトロ画質&ワチャワチャ系ゲームで衝撃。
「違う、そうじゃない」という声もあったが、個人的には「そう来たか!ええやん!」という感想であった。
久しぶりにドハマりしたゲーム、F-ZERO99
ニンダイ終了後すぐに配信開始ということでさっそくプレイ。
結果から言うと思いっきりハマって一日じゅう遊んでおり、ついには念願の1位も獲得。
いいところまで行きながらもなかなか1位が取れておらず、思わずコントローラーを放り投げてガッツポーズしてしまった。苦節10時間である。
ゲーム全体の感想としてはかなりカオスで運の要素が多く、安定して上位を確保するのはなかなか難しいと感じた。
実際、X(Twitter)でエゴサーチしてみると「難しすぎる」「完走がやっと」「1位なんてどうやって獲るんだ…」という声もかなり多い。
F-ZERO99で1位を目指す攻略法
とりあえず今の段階で自分なりに掴めている攻略法をまとめてみる。
コーナーはシビアに攻めよう
僕自身、最初のうちはとにかく完走を目指してそこまで攻めた走りをしていなかった。
実際、完走だけを目指すならそれでいいと思うし後述のスカイウェイのタイミングによってはそこそこ上位も狙える。
ただ1位を目指すにはどうしても攻めのコーナリングが必要だと途中で気づいた。
できればコーナーの壁ギリギリをかすめるぐらいのラインで走りたい。
実際かすめてもさほど減速はないので、安全に外を大きく回るよりもメリットのほうが大きい。
細かいコース取りの積み重ねが最後の最後に花開く。
ミスしても焦らない
かなりシビアな操作が求められるこのゲーム。最大の敵は焦りである。
- スタートダッシュに失敗
- コーナリングをミスして壁にぶつかりピンボール
- 他車に弾かれて加速プレートに乗れなかった
このあたりが焦りを誘発するポイントだろうか。
こういった場合に一番やってはいけないのが、ミスを挽回するためにターボを無駄使いすることである。
各コースには必ずターボの使いどころがあるため、焦って挽回するよりしっかり温存したい。
上記のようなミスをしたら、とにかく操作を安定させることを優先させよう。
目安ではあるが1週目終了時点で25位前後につけていれば充分1位まで狙える。
それ以下でも上位進出は可能なのでとにかく諦めないこと。
ターボとスカイウェイは使いどころが大事
ここまでにも何度か書いてきたがターボの使いどころはかなり重要である。
マシンによって使用可能な回数が変わってくるため一概には言えない。
ただ各コースの特定のポイントではターボでのショートカットが必須だったりする。
例えば「MUTE CITY Ⅰ」のこのポイント。
ターボで一直線にダートを駆け抜けるショートカットが定番となっている。
この辺はスーファミ時代の攻略法も役立つので、攻略サイトを参考にショートカット可能なポイントを押さえておくといい。
とにかくターボなくして上位進出はありえないと思ってほしい。
ただし、ターボゲージは体力ゲージと同じなので使いすぎると体力が枯渇してリタイアの危険が増す。
その辺のやりくりの必要性もゲームシステムとして面白いなぁと思わせてくれるところである。
また、F-ZERO99で新たに搭載されたのが「スカイウェイ」システム。
コース上に散らばる「スーパースパーク」という金色の玉を集めると画面右上の黄色いゲージが溜まっていく。
これがMAXの状態でターボボタンを押すと、スカイウェイという高速道路のようなコースが一定時間使えるようになる。
スカイウェイでは常にターボ状態、かつ加速プレートに乗るとさらに高速で走れるという合法チート状態である。
スーパースパークはマシン同士の接触によってコースに散らばる。
これが何を意味するかというと、下位のマシンほどゲージが溜まりやすくスカイウェイの使用可能回数が増えるということ。
だから終盤まで下位に沈んでいても諦めてはいけないのだ。
マリオカートでいうスターやキラーのようなものと思ってもらえばいい。
また、スカイウェイの使いどころもターボと同じく重要。
- 回復ゾーン上では加速プレートが設置されないことに注意
- 急カーブの多いポイントで使う
- スカイウェイ=ショートカットになるポイントで使う
- 一気に順位を上げるため終盤まで温存する(※ケースによる)
このあたりを意識するとより効果的に使えるだろう。
Tipsを読み込んで最低限の知識を身につけよう
このゲーム、冒頭にチュートリアルはあるのだが勝敗に直結する重要な情報を教えてくれていない。
そのあたりは全てTipsとしてまとめられているので一度読み込むことをオススメする。
メイン画面でXボタンを押してオプション画面へ。
Aボタンで「TIPS」を選択すると、54ページに渡って重要な豆知識がまとめられている。
初めて読んだときは、そんなテクニックがあるなら先に言ってくれと思うことばかりだった。
ジャンプの仕様なんて必須級の情報だと思うのだが…。
54ページとはいえ一つ一つは短いのでぜひ読んでみてほしい。というより必読である。
操作はプロコン+スティックがおすすめ(諸説あり)
マシンの操作はスティックと十字キーのどちらでも可能。
結論から言うと今の僕のプレイ環境は「プロコン・スティック操作」である。
1位を取ったのもこの環境だったので当分はこれでやり込むつもりだ。
プロコンとジョイコンに関してはプロコンのほうが操作感が良いように感じる。
スティックと十字キーの比較はかなり微妙。個人の好みでいい。
ただ十字キーは力が入りすぎて長時間プレイしていると指が痛くなってくるのは難点。
そういう意味ではスティック操作で慣れておくのがいいかもしれない。
グランプリの観戦モードで上位マシンのレースを観察
これは意外とやってない人が多そうなので書いてみた。
定期的に開催されるグランプリモードでは、自身がリタイアした後も観戦モードとして他のマシンの走りを観察できる。
- 常に上位にいるマシンはどんな走りをしているのか?
- 各コースのどのポイントでターボを使っているか?
- コーナリングでのドリフトのタイミングはいつなのか?
めちゃくちゃ勉強になることばかりである。
グランプリでリタイアすると悔しさもあってすぐメイン画面に戻りがちだが、一度は5戦通して観戦してみることをおすすめする。
初心者であるほど得られるものは多いはずだ。
初心者向けのおすすめマシン
WILD GOOSE(ワイルドグース)
自分が1位を獲ったマシンだから。それ以上でも以下でもない。
一番気に入っているのはボディ剛性が高く他車に弾かれにくいところ。
考えることを一つ減らせるため、走りに集中しやすいのは大きい。
弱点は回復量の少なさだが、ターボを使う場面は決まっているのでそこさえ押さえておけば最後までなんとか持つ。
最高速も悪くないので、ターボが使えない状況でもコーナーさえしっかり攻めておけば意外と上位に入れていたりする安定感もいい。
最初は見た目が嫌いだったが、使い込んだ今ではルンバみたいで可愛く見えてきたから不思議なものである。
その他のマシンについて
BLUE FALCONは全体的に能力のバランスが良い。
主人公感や見た目がかっこいいこともあってか使用者も多いように感じる。
ただ最高速が若干遅めなのでターボをしっかり使っていく必要がある。
回復量が高めことを意識できない初心者はターボゲージを使い切れず持て余しがち。
完走はできても上位に入れないことが多い。
GOLDEN FOXはかなりピーキーな能力。
抜群の回復量を活かしてターボを使いまくって上位を狙う。
しかし使いすぎると弱点のボディ剛性の低さで爆散。
BLUE FALCON以上にこのやりくりがかなり難しい。
ただ、Sランクなど最上位帯にかなり使用者が多い印象がある。使いこなせれば速い?
FIRE STINGRAYは最高速が4車種中で最速。
ただし加速は逆に最も遅い。つまりカオスな展開でトラブルが付き物の今作では持ち味を活かしにくい。
実際、自分でプラクティスモードのタイムアタックを回すとどのコースでもこのマシンで最速タイムが出る。
理屈で言えば一番速いマシンなのは間違いない。でもレースになるとなかなかうまくいかないのだ。
グリップ力が最も高くコーナリングは得意なので、これからのアップデートで難コースが増えれば化ける可能性はある。
まとめ
確かにかなり難しいゲームではあるがそのぶん勝てたときの嬉しさはひとしお。
デカールやバッジなどのやりこみ要素も楽しい。
オンライン必須とはいえこれが無料でプレイできるなんて、控えめに言って任天堂は神である。
僕自身もさらなる勝利と上位ランク到達に向けてこれからも戦いの日々を送る。
諸君、サーキットで会おう!
以下は投げ銭代わりの設置。この記事で劇的に順位上がったよ!という方だけどうぞ。