Canonさん、やってくれましたね!
RFマウント初のAPS-Cセンサー機「EOS R7」「EOS R10」が5月24日に発表されました。
発売は6月下旬ということで、既に各店舗で予約開始しています。
全国の直営ショールーム「キヤノンフォトハウス」にてタッチ&トライが開始していたのでさっそく予約!実際に触ってきました。
時間の都合上R7を触る時間が多かったため、今回はR7に関する感想を書いていきたいと思います。
EOS R7を触ってみた感想。驚きの連続。
実はこれまでCanonのカメラは所持したことがないんですが、実際に見て触ってみると思いのほかしっくり来ました。
APS-C機のフラッグシップ機をこのタイミングで出してきたのは衝撃でしたね。
CanonのAPS-Cミラーレスと言えばKiss Mシリーズ。市場にも完全に定着している中、ここであえて上位機種を出してくるということはかなり気合が入っているのでしょうね。
見た目
いつも通りのCanon機という感じで安心感のあるデザイン。「EOS R7」の刻印がカッコいいですね。
このコンパクトなボディにあれだけのスペックが詰め込んであるのかと思うと、技術の進歩を感じます。
18-150mmのレンズを付けてもこれぐらいのサイズ感なら取り回しも問題ないですね。軽いので登山にも気軽に持っていけそうです。
グリップ感
かなり好印象でした。
私の手は身長(175㎝)のわりに大きめで、コンパクトなミラーレスカメラだと小指が余ることが結構あるのですが、EOS R7はしっかり納まってくれました。
グリップ部分が深いため片手持ちでもホールド感があり、ボディとレンズの軽さも相まってとても持ち歩きやすい印象を受けました。
街中のスナップ撮影にも、ハイキングしながらの撮影にも使いやすそうです。
オートフォーカス
個人的にはここが一番感動したポイント!
AFの食いつきが半端ないです。ミラーレス版のEOS 7Dなんて声もあるようで、その噂に違わぬ反応速度でした。
レンズは同時発売のRF-S18-150mmを使用。望遠端でもすごいスピードで合焦してくれたのでかなり驚きました。
さすがにその場で動体撮影は試せませんでしたが、この食いつきの良さならかなり期待できそうです。
スタッフの方ともお話しましたがこの点にはかなり自信を持っているようで、自分の感覚は間違ってなかったなと実感しました。
さすが最上位機種だなと一番感じた点ですね。
シャッター音
上でも書いたとおり私はCanon機を使ったことがないため従来機と比較はできないのですが、個人的にはけっこう好きな音でした。
電子的な感じでもなく、わざとらしい感じでもなく、バランスの取れた音に感じましたね。
ただ隣で同じようにタッチ&トライしていたオールドユーザーの方はあまり気に入っていなかったようです。スタッフの方もそれまでにも相当言われていたのか、自信なさげでしたね。笑
これまでCanon機を使ってきた方には違和感のあるシャッター音なのかもしれません…。私は好きですが。
RF-Sレンズの展望についてスタッフに聞いてみた!
「EOS R7」「EOS R10」に関してはRFマウントのAPS-C機専用に新開発した「RF-S」という新たなレンズシリーズを採用しています。
そのため、同じAPS-CでもKiss Mシリーズのレンズは使えないということです。
となると気になるのが今後のレンズ開発の展望。そのあたりをスタッフさんに聞いてみました。
望遠ズームは出るのか?
今回のボディに合わせて2本のレンズの発売も同時発表されました。
標準ズーム「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」と、高倍率ズーム「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」です。
これを聞いて意外に思ったのは「あれ?55‐200mmはないの?」ということ。個人的にも望遠はよく使うし好きなので少し残念。
近い将来発売の予定はありますかと尋ねたところ、そのスタッフさん曰く「当然出てくれないと私たちも困る」とのことでした。笑
まあいつかはわからないですが出てくるのは間違いなさそうです。
これだけのボディを出したんですから、レンズラインアップの充実にも期待が持てそうですね!
私は予約した。あなたはどうする?
行く前の時点では買う気はなかったものの、実際に見て触って説明を聞いてみて「これは欲しい!」と感じたので思い切ってその場で購入予約をしてきちゃいました。笑
実はタッチ&トライに行ったのは5月末だったんですが、その時点で「最速でも6月下旬のお渡し、それより遅れることもありうる」とのこと。
一刻も早く欲しい!という人は早めに予約しておいた方がよさそうです。早く手元に来ないかなぁ。待ち遠しすぎる!
Nikonも新型APS-C機の噂あり。こちらの動向にも注目ですね。