今回は、Kindle Paperwhite(第10世代)とiPad Air(第3世代)について、電子書籍の読みやすさを徹底比較します!
6つのポイントで電子書籍の読みやすさを徹底比較!
この記事では6つの気になるポイントに絞って見ていきます。
- 軽さ
- カラー
- 防水性能
- 反応速度
- 画面の大きさ
- 目の疲れやすさ
軽さ
- Kindle Paperwhite 182g
- iPad Air 456g
重量はKindle Paperwhiteが274gも軽く、圧倒的に持ちやすいです。
外出時の持ち運びや、ベッドで寝転んで読書するときはその軽さを実感しますね。片手でも持てるぐらいの軽さです。
一方のiPad Airはずっしりと重く、持ったまま長時間読書するのはなかなか辛いです。
たぶんあなたが思っている2倍は重いです。外出時にカバンの中に入れて持ち運ぶとかなりの重量感。
iPad Airでの読書の際はデスク上のタブレットスタンドに置いて読むことをおすすめします。寝転がりながら読むのはまず無理。顔面に落としたら大事故です。
というわけで、軽さはKindle Paperwhiteの圧勝!
カラー
- Kindle Paperwhiteはすべて白黒
- iPad Airはフルカラーで読める
Kindle Paperwhiteはモノクロの端末なので、フルカラーの書籍もすべて白黒で表示されてしまいます。
小説やマンガは元々が白黒なので問題ありませんが、雑誌や実用書には明らかに不向き。
特に実用書は白黒だと図解で説明している部分の意味が理解しにくいことが多く、フルに活用しきれないことも多々あります。
僕の場合、雑誌や実用書は紙で買いたい派なので特に問題ありませんでしたが「あらゆる読書を電子書籍で済ませたい!」「フルカラーの書籍を読む機会がめちゃくちゃ多い!」という人はiPad Airを強くオススメします。
防水性能
- Kindle Paperwhiteは防水性能あり(IPX8等級)
- iPad Airは防水性能なし
Kindle Paperwhiteは、IPX8等級という一定時間水没しても問題ない高い防水性能を持っています。なんと水深2mまでなら最大60分間耐えられる高性能!
うっかり水に落としても安心なので、お風呂に浸かりながらの読書にもピッタリの端末です。
一方のiPad Airには防水性能がありません。水没はもちろん、湿気の多いところでの使用も避けましょう。
場所を選ばず読書をしたいならKindle Paperwhiteがオススメ!
動作速度
- Kindle Paperwhiteは全体的にもっさり
- iPad Airはサクサク高速
Kindle Paperwhiteはタップ・スワイプへの反応が遅く、ページ送りもワンテンポ必要で全体的にもっさりした動作です。
読み返すためにちょっと前のページへ急いで戻りたいときや、サクサク読み進めたいなんてときにはイライラします。
また、Kindle Paperwhiteから電子書籍を購入するのはオススメしません。購入ページの読み込みが遅すぎてストレスがたまります。
PCやスマホから購入しておいて、あとでダウンロードするほうが精神に優しいです。
iPad Airは多機能なタブレットだけあって、その点は圧倒的にサクサクとした操作感です。
電子書籍の購入からページの読み込みまで一切ストレスなく読書を楽しむことができます。
画面の大きさ
- Kindle Paperwhiteは6インチ
- iPad Airは10.5インチ
Kindle Paperwhiteの画面サイズは6インチ。文庫本よりは大きく、コミック本よりは小さいぐらいのサイズ感ですね。
さすがにAmazonが読書専用端末として販売しているだけあって、小説やマンガの文字が小さくて読みづらいなんてことは一切ありません。
ただ、元のサイズが大きい雑誌や実用書は縮小されて表示されてしまう形になるので、少し読みにくい印象があります。カラーの件も踏まえると、このあたりの書籍はiPad Airに分がありますね。
iPad Airは10.5インチとかなり大きく、B5ノートぐらいのサイズ感。雑誌類が実寸に近いサイズで読めるのはありがたいですね。
小説やマンガであれば、横向きに固定すれば2ページ分が画面に表示されるので、ページをめくる手間が1つ減ります。
1ページ表示だと大きな画面いっぱいに表示されて逆に読みづらいので、横向きがオススメ。
目の疲れやすさ
- Kindle Paperwhiteはe-inkスクリーンとフロントライトで目に優しい
- iPad Airはバックライトで目の刺激が強め
Kindle Paperwhiteは本物の紙のような読み心地を実現するため「e-inkスクリーン」を採用しています。
マットなe-inkスクリーンは明るい陽射しの中でもまぶしい光の反射はなく快適です。
また、スマホやタブレットのような目に向けて光を当てる「バックライト」ではなく、ディスプレイの表面を光で照らす「フロントライト」が使われているので目が疲れにくいのも特徴です。
一方のiPad Airはバックライトが採用されており、Kindle Paperwhiteに比べると目に対する刺激は強め。
普段からスマホやPCをフル活用している人が読書時まで目を酷使したくないでしょうから、ここは少し抵抗があるかもしれませんね…
まとめ:それぞれこんな人におすすめ!
最後にKindle Paperwhiteとipad Air、それぞれどんな人にオススメしたいかをまとめてみました。
- Kindle Paperwhiteがおすすめな人
→荷物は軽くてかさばらないようにしたい人
→読むのは小説やマンガが中心で、白黒画面が問題にならない人
→お風呂で半身浴しながら読書を楽しみたい人 - iPad Airがおすすめな人
→仕事などでiPadを持ち歩くため、端末は1台で済ませたい人
→雑誌・実用書も電子書籍で読みたい人
→大きな画面でサクサク快適に読書を楽しみたい人
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
Kindle Paperwhiteのおすすめポイントについては下記の記事でも詳しく書いているので、ぜひ読んでみてくださいね!