第7世代のマンガモデル(2016)から第10世代(2018)まで、Kindle Paperwhiteが世代交代するたびに購入・愛用し続けている私。
2021年10月、ついに新世代となる第11世代が発売となるとのニュースを聞きつけ、もちろん速攻で予約しました。
通常の8GBモデルと大容量の32GBモデル(シグニチャーエディション)を選ぶことができるのですが、マンガも大量に読む私は当然シグニチャーエディションを選択。
通常の8GBモデルは10月27日発売のため、この記事を書いている時点ではすでに発売されているのですが…
新型Kindle Paperwhiteのシグネチャーエディション(32GBの大容量版)を予約してるんだけど、こっちは1ヶ月遅れの11月納品予定。
— 楢原めばる|低山フォトハイカー (@NaraharaMebaru) 2021年10月28日
前モデルのもっさり動作感がどこまで改善されてるのか楽しみです。 https://t.co/8xMFhnmin2
というわけでこの記事を書いている約1週間後、11月中旬ごろに私の手元に届くことになりそうです。
今回は約2年間相棒としてがんばってくれた第10世代くんを讃えつつ、新しくお迎えする第11世代に期待するポイントを書いていこうと思います。
もっさりした動作感の改善
やはり一番はこれでしょうね。iPhoneやiPadのサクサク感に慣れていると、選択や画面遷移のもっさり感に耐えられない。
トップページからライブラリに飛んで、お目当ての本を開いて読み始める。ここまでに何十秒かかってんねん!
特にUIのアプデが入った最近はもっさり感が増したような気すらします。
おそらく新世代の発売に合わせてのUI刷新なんでしょうが、現行機のスペックが追いついてません。新モデルを買えというAmazon様からの無言の圧力でしょうか。
公式曰くページ送りが20%ほど改善されているという話ですが、全体的なもっさり感の改善にも期待したいところです。
ダウンロード速度の改善
文章だけの本は大丈夫なんですよ。問題はマンガ。
特に複数同時にDLしたときの待たされようといったらないです。せめてあと何分とか残り時間を表示してくれたらまだいいんですけどね。
「お前の家の回線速度が遅えんだろ!」というツッコミを受けそうなので一応スピードテストの結果も載せときます。いや実際そんな自慢できるほどの速度は出てないんですが。
iPhoneやiPadのKindleアプリは爆速でDLしてくれるので、本家Kindleの端末であるPaperwhiteさんにもできないはずはない!と思う…。なんとかお願いします。
バッテリーの強化
ここは正直微妙なとこなんですが…一日開いてもないのになぜか30%ぐらいごそっと減ってたりするのでちょっと不安なところがあるんですよね。
この2年間けっこうハードに使ってきたのでバッテリー自体がもう劣化してるのかもしれません。
あとDL中は爆速でバッテリー消費します。まあDLはだいたい自宅でやるんでしょうから充電しながらやればいい話なんですが、この話だけでもちょっとバッテリーの弱さを感じてもらえるんじゃないでしょうか。
ただ新モデルには嬉しい変更点がありまして、充電端子が今までのmicroB端子からType-C端子に変更になったんですよね!
いま私が使ってるワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty Air 2 Pro」もC端子だから共有できる!持ち歩いたり家の中に置いておくケーブルが1つ減る!これは大きいですよ!
充電速度のUPも期待できますし、この点は楽しみですね。
ホーム画面の全体的な表示改善(セール情報とか)
UIっていうかホーム画面そのものですね。とにかく見づらい。動作のもっさり感も相まって、この画面から新しい本を買おうとはまずなりません。
いちおう最近数年ぶり?にアプデが入って多少マシにはなりましたが、それでもひどい。
結論から言ってしまうと、
「なんかよく分からないおすすめリストばっかりで見にくい!」
「リアルタイムで開催中の大規模セール情報とか今後のセール予定とか、ユーザーがポチりたくなるお得情報をもっと厚くしてくれ!」
ってことなんですよ。本当これだけ。
とりあえず今の仕様のホーム画面をスクショしたので、実際に見て感じてみてください。判断はおまかせします。
基本ネガティブ意見なので、そんなもん見たくない!って人は最後のまとめまで飛ばしてください。
これがホーム画面の一番上部。読書リストって何?いる?とか疑問はありますが、ここはまあいいでしょう。
2スクロール目。まあここもいいでしょう。
私の購入履歴からおすすめしてるんだろうなってことがわかるし、的もそんなに外してない。子供いないことぐらい何かのデータでわからんか?という気はしますが…
3スクロール目。この辺から怪しい。
「すぐ読める本」とは何なのか。どんな本でも買えばすぐ読めるのがKindleの良さではないのか。
あなたはKindle Unlimitedに入ってるからこんな本がすぐ読めますよ!ということならわかるんですが、買わなきゃ読めない「あせとせっけん」と「進撃の巨人」が入ってるし…よくわからない項目。
「Kindle Unlimitedの注目作品」もよくわからないんですよ。よくDLされてる作品ですよ!あなたもどうですか?ってことなんですかね。
「最後に読んだ本と類似」はまぁ…ネット広告とかでよくある感じなのでギリギリわかるかなぁ。
4スクロール目。
「読書履歴に基づくおすすめ」はわかる。むしろこれもうちょっと上に置いてもいいリストじゃないんですかね。ちゃんと芯食ってるし。
「読書の幅を広げる」は…いまいちよくわからんチョイスかなぁ…。余計なお世話だよ!って気持ちもあるし、ちょっとピンとこないですね。っていうかそんなリストいる?
「読み始めたらやめられない、おすすめの本」はね、このタイトル、ちゃんと覚えといてくださいね。次のスクロールで驚きますから。
最後の5スクロール目。
「読みだしたら止まらない本」いやいや、さっき同じ項目ありましたやん!
さっきのは止まらないしAmazon的にもおすすめしたい本で、こっちはおすすめはしないけど止まらない本なんですかね!もう訳がわからないよ。
下の2つはもういいや…僕はもう疲れたよ…
まとめ
勢いに任せて書いていたら第10世代を称えるどころか文句ばっかりだし、半分以上ホーム画面の文句言ってる記事になってしまいました。
しかし、これもKindle Paperwhiteへの長年の愛があってこその提言なのです。フォローとしてはもはや手遅れかもしれませんが一応書いておこう。
この辺の機能性やUIが新モデルで改善されてるといいなと思いつつ、とりあえず来週の商品到着を待ちたいと思います。
届いたら一通り使ってみて、またレビュー記事書きます。
Kindle Paperwhite自体の魅力については以前に記事を書いているので、ぜひ読んでみてください。