山を登る魚

山を登る魚のようにジタバタしながら生きてます

バイク・カメラを趣味としておすすめできる2つの理由

そこまでまだ仲良くない相手との会話で使える手札は限られている。

年齢、仕事、趣味、食べ物、天気…当たり障りのない話題となるとこのあたりだろうか。

その中でも趣味の話は鉄板だ。ハマれば一気に相手との距離感が縮まる。

最近、カメラとバイクという趣味は会話デッキの中でもかなり強い手札だと感じるようになった。

実は仕事にも結構役立っているんじゃないかと思うので、文章にまとめてみようかなという思いで書き始めている。

バイクとカメラはおじさんとの共通項

僕が仕事で対峙する相手は個人商店の社長だったり、役職で言うと課長クラス以上の人が大半。端的に言うとおじさんが多い。

他人と仲良くなるには共通の話題で盛り上がるのが一番早い訳だけど、10~20歳も年齢が上の相手と共通項を探すのはなかなか苦労する。

僕はまだ独身で子供はいないし、酒もたばこもやらない。ゴルフも年に1回程度の初心者だ。

そういう状況の中で、自分の趣味に助けられたことは何回もある。

道の駅なんかで休憩してるライダーを見ていると、バイク人口は圧倒的に年配の方が多いんだなと実感する。

仮にいま乗っていなくても若いときは乗ってたよという人もかなり多い。

僕の世代では考えられないが、彼らの若い頃は16になったらすぐに免許を取ってバイクに乗るのがステータスだった。

そんなおじさん達からすると、現代の若者とはバイクの話ができなくて寂しいはずなのだ。

そこに僕のような若造が「実はバイク乗ってるんですよ~」とか言い出したら嬉しくないはずがない。

どんなバイクに乗ってきたか、今でも乗ってるのか、どんなところに出かけるのか、安くカスタムできる店教えてあげるよ、今度マスツーでも行くかい?と無限に会話は広がっていく。

これはカメラでも同じ。

何をメインで撮ってるんですか、今年の桜はどうでしたか、最近どこに行きましたか、新しいレンズ買ったんですよ、新発表のあの機体いいですよね…

仕事の合間にこういう話題をちょっと振ってみたら、実はお互いバイクやカメラが趣味だったという経験はかなりある。

そういう相手とのその後の関係づくりは本当に楽になった。

趣味は自分を助けてくれる

結局何が言いたいかというと、趣味も仕事の役に立つんだな~ということ。

それを目的に趣味を探すのは本末転倒だけど、結果的に自分を助けることがあることは知っておいてほしい。

僕もちょっと前までは無趣味なのが悩みだったけど、今では趣味と言えるものが何個かできた。

不思議なもので趣味ができると仕事も余裕を持って取り組めるようになった気がする。寄りかかれるものができたからなのかもしれない。

いま悩んでいる人は、とにかく興味のあることにちょっとずつチャレンジしていくことから始めてほしい。

いきなり大きく始めるんじゃなくて、色んなことをちょっとずつかじってみるのがポイント。お金なんて全然かけなくていい。

僕自身もいまの趣味を楽しみつつ、新しいことに関心を持つことも忘れず生きていくことが人生を豊かにしてくれると信じている。