人生初の登山は金剛山だったんですが、記事にするのは今回が初めて。
私に登山という趣味を持たせてくれた金剛山に感謝の気持ちを込めて、雪が積もる前にあらためて登ってきました。
ルートは千早本道~山頂~伏見峠経由~百ヶ辻です。
- モンベル・レインダンサージャケットのデビュー戦!
- アクセスは南海電車&南海バス。「金剛山ハイキングきっぷ」がお得で便利!
- 金剛登山口バス停から登山スタート
- 五合目(のろし台跡)で小休憩
- 2度目の金剛山登頂を達成!気温はまさかの…
- 帰りは念仏坂ルートで下山!
- まとめ
モンベル・レインダンサージャケットのデビュー戦!
前回は突然の思いつきで登ったこともあり、スニーカーに適当なナイロンパーカーという山をナメまくりの装備で挑みました。
それでもなんとか登頂→下山した時の達成感が忘れられず、岩湧山→大和葛城山→二上山と金剛山系を毎週訪れ、完全に登山にハマることに。
今回は登山という趣味を持たせてくれた金剛山に感謝の気持ちを込めて、あらためて装備を整えてちゃんと登ってきました。
そんなわけでレインウェアを新調!モンベルのレインダンサージャケットです!
もうレインウェアジャケットも買っちまったしなぁ!
— 楢原めばる (@NaraharaMebaru) 2021年11月20日
モンベル入店前の私「まだ低山しか登らないし、とりあえずサンダーパスでいっかぁ…」
モンベル出たあとの私「やっぱゴアテックスだわ。レインダンサーしかないわ。」(紙袋を下げながら)
あぁ…あとはザックだ… https://t.co/lzZkSjhXEW pic.twitter.com/eRMOwtZk4k
モンベルの店員さんって説明上手ですよね。自分自身で山登ってる人多いから説得力あるし。
というわけで新しいレインウェアを着てウキウキで出かけていきました。
アクセスは南海電車&南海バス。「金剛山ハイキングきっぷ」がお得で便利!
金剛山のメインルートである千早本道の登山口へは南海高野線「河内長野駅」から南海バスが出ています。
このルートで訪れるなら、南海電車の主要駅で発売されている「金剛山ハイキングきっぷ」が断然おトク!
例えば南海なんば駅から河内長野駅まで電車に乗り、河内長野駅から金剛登山口バス停までバスに乗った場合。(帰りも同じルート)
通常だと往復2,150円のところが約20%OFFの1,740円で利用できちゃいます。しかも河内長野駅周辺の飲食店での割引特典付きです。
公共交通機関でアクセスする方はぜひ利用してみてください。販売期間など詳しくは下記の南海電鉄公式サイトから。
金剛登山口バス停から登山スタート
千早本道登山口のすぐそばの「金剛登山口」バス停から登山スタート。バスが進んできた方向とは逆方向に登山口がありますのでご注意を。
まずは坂道からスタート。しばらくこのぐらいの傾斜の坂道が続きます。
坂道が終わると階段が始まります。
結論から言うとこの千早本道ルート、9割以上は階段でできています。この先ずっと階段です。山頂まで延々と階段を登り続けますので覚悟してください。
その代わり足場は決して悪くありません。むしろすごくいいほうだと思います。
定期的にしっかりと整備の手が入っているのか、足を取られるような岩場はないですし木製の手すりまであります。初心者でも登りやすいルートであることは間違いないです。
ただこの時期は落ち葉が多くて滑りやすいですから、きちんとした登山靴を履いたほうがいいですよ。
途中で分岐があり、南北朝時代の武将・楠木正成公の居城だった千早城阯を経由して千早本道に戻ってくるルートがあります。
体力的に自信のある人、歴史関係に興味のある人はぜひ。私はあっさり諦めました。
四合目あたりで少し平坦な道に出ます。かなり貴重。またすぐ階段が始まるのでこういうところで息を入れながらマイペースに行きたいですね。


前日にしっかり雨が降ったこともあり、残り紅葉もあと僅か。少なくとも歩いてるそばの木々にはもうほとんど葉っぱは残ってなかったですね。
せっかくなので少し遠いところにあった色づきをズームで撮っておきました。
五合目(のろし台跡)で小休憩
五合目には別名のろし台跡とも言われる休憩所があります。ちょっとした小屋、ベンチ、トイレも完備。
この先まだまだ階段が続きますので、ここでしっかり水分補給や体力回復をしておきましょう。


階段長いよ~。いつ終わるんだよ~。と思いながら黙々と上がっていきます。でもね、ただただ苦痛じゃないんですよね。
ハッハッと一定の息遣いで、一定のペースでトントントントンと階段を上がっていると、思考が研ぎ澄まされるというかクリアになっていく感覚があるんですよ。
そんなときにふっと仕事のアイデアを思いついたりすることがあるんです。もちろん苦しいんですけど、何か脳内物質が出てるんでしょうね。
このあたりから寒さが一層厳しくなってきた感覚があり、パラパラと雪のようなものも舞いはじめました。
まさか初回から新しいレインウェアの真価を試す機会が来るとは…頼むぞモンベル…。
この日のインナーはワークマンの裏起毛ハイネックシャツにユニクロの速乾半袖ニットをレイヤードして着てました。
その上にモンベルのレインダンサージャケットを羽織ってネックウォーマーしてただけなんですが、しっかり防風効果を感じられましたし体動かしてるおかげもあってか寒さはあんまり辛くなかったですね。


寒さと階段の辛さに耐えながら黙々と登っているとこんな看板が。
一歩とは。
2度目の金剛山登頂を達成!気温はまさかの…
さっきの看板から少し登っていくとすぐ山頂に到着!一人だとやたら写真撮影をお願いされまして、3組ぐらい撮らせていただきました。
そのうちの1組に撮っていただいたのがこの1枚。Wピース。
山は雪がちらつくなど曇り気味でしたが、大阪方面はところどころ晴れているのがわかりました。それぐらい大阪・神戸方面が一望できる絶景です。
金剛山の山頂は山小屋があったり広場があったりとかなり観光用に整備されています。ロープウェイは残念ながら休止中ですが、動いてたらもっと賑わっているんでしょうね。


ちなみに山小屋の中にはなんとモンベルコーナーがあります!ここでしか買えないオリジナルグッズもありますよ。
山小屋の中では食事も提供されてます。ここで食べるカップ麺が美味いんだマジで。


ちなみにこの日の山頂の気温は0℃ジャスト。そりゃ雪も降りますわ。
帰りは念仏坂ルートで下山!
ひととおり山頂も満喫したので下山することに。帰りは伏見峠を経由して念仏坂から百ヶ辻に向かうルートを使います。
山頂近くには神社やお寺もあり尊厳な雰囲気。
こちらのルートは行きの千早本道とは一転して、9割が坂道です。階段はほぼないです。
行きは階段を上る修行みたいな感じでしたが、こっちのルートはどちらかというと散策に近いかな?
しばらく歩いていくと「ちはや園地」という公園が見えてきます。お子様連れの方はこちらのルートのほうがいいかもしれないですね。


ここを通り過ぎてまたしばらく進むと伏見峠に差し掛かります。ダイヤモンドトレールとの分岐点。私はロープウェイ前バス停から帰るのでそちらの道へ進みます。
ここからはかなり急激な下り坂。このあたりが念仏坂ってことなんですかね?これ登るのはキツそうだなぁ。


坂道を下りきったところが百ヶ辻。無事下山です。お疲れ様でした。
本来はロープウェイの出発点になります。南海バスはここで折り返して河内長野駅に戻りますので、乗車して帰路につきました。
まとめ
金剛山→岩湧山→大和葛城山→二上山と登ってきて、5回目の登山だった今回。最初に金剛山に登ったときとは疲れ方が全然違いました。
登山に少し身体が慣れてきて山道の歩き方が分かってきたのもありますし、やはりしっかりした登山靴で挑んだのが一番大きかったかなと。
とりあえず雪が積もる前に金剛山に登れてよかったなという一日でした。
雪積もる前に金剛山にももう一度登っておきたい。この冬は低山で基礎体力をつけよう。焦らず、焦らず。
— 楢原めばる (@NaraharaMebaru) 2021年10月23日
今回から着用していたレインダンサージャケットの性能にも大満足!途中チラついてきた雪なんてものともしませんでした。これからもお世話になります。
さて、だいぶ季節も進んで気温も下がってきましたが、次はどの山に登りましょうか。六甲山越えて有馬温泉に抜けて温泉で暖まって帰るルートもありだなぁ。
計画をいろいろ考えてる時間が一番楽しいので、じっくり考えたいと思います。笑